ドイツ語力

 

出願の際に必要なドイツ語力

 願書を出すときに、ドイツ語力を証明する書類も提出しなければならない。
確実なのは中級修了程度以上だが、初級でも出願できて、入学許可がおりる大学もある。(もちろん、初級でも200時間以上(初級II)でないと難しいと思う)

 TU DresdenやTU Chemnitzの場合は600時間(中級II)、Goettingen大学は中級以上、となっている。
これらの「出願に必要な時間数」は、願書と共に送られてくる注意事項や、ホームページなどに書いてある。

 分からない場合、とりあえず出願してみるという手もあるが、その大学の語学コースがどのレベルから設置してあるか、というのもだいたいの目安になる。
提出した語学レベルの証明が基準に達していなかった場合は、親切な大学なら「中級を勉強しているという証明を送ってほしい」とかそういった内容の手紙を送ってくれる。



DSH

ドイツの大学に留学する場合、入学許可をもらっても、学生として登録する前に各大学ごとに実施するDSHという語学試験に通らなければならない。
Studienkollegに通ってFeststellungspruefungに合格した人は、DSHは免除される。
 ゲーテの
ZOPKDSGDSを持ってる人も、DSHは免除される。
 
TestDaFのレベル5を持っている場合もDSHは免除される。)

 レベルの目安は、ゲーテの中級を修了した程度だが、年々難しくなっているらしい。
以前は、ゲーテの試験
ZMP(中級統一試験)を持っていれば、PNdS(現DSH)を免除してくれる大学が結構あったが、現在ではほとんどないらしい。

 このDSHは、一生のうちに2回までしか受けられない。2回落ちたら、もう受ける資格はない。各大学2回ではない。DSHというテストを2回しか受けられない、ということだ。
ところが、大学によっては、3回まで受けられる大学もあるので、2回落ちたからといって諦める必要はない。

 でも、このDSHに合格さえすれば、どの大学でも通用する(らしい)。噂によると、大学によって難易度がだいぶ違うらしいので、その辺も注意が必要だ。



大学付属の語学コース

 入学許可をもらってすぐにDSHに合格する自信がない場合、大学付属の語学コースに通うこともできる。
大学への願書に、語学コースを希望するかどうかを記入する欄があるので、大学への願書提出時にそこをチェックして提出すればいい。大学の入学許可を持っていないと、語学コースに通うことができない。
 やはり、ここでもある程度のドイツ語力が要求される。最低でもゲーテの初級を修了している程度のドイツ語力は必要。ほとんどの大学のコースが、2学期修了時点までに
DSH合格を目安としているので、初級コースを設けている大学はほとんどない。

 初級の語学証明で入学許可を得ることもできるが、入学許可をもらったからといって無条件に語学コースへ入れるわけではない。語学コースに入るにも、ドイツ語のテストを受けなければならないから、結局は初級修了程度のドイツ語力がないと厳しい。

 大学によっては、願書に語学コース希望と書いても、入学許可とともに「DSHをうけなさい」と通知がくることもある。「DSHに落ちたら語学コースで最長2学期通ってもらうことになる」と書いてあったりする。
これは試していないので分からないが、DSHをうける前に、大学に掛け合って、最初から語学コースのテストを受けさせてもらうという手もある。ムダに
DSHをうける回数を減らすのはもったいない。

 ちなみに、語学コースは大学に付設されたコースなので、学費は大学の学費に準じ、学生寮に入ることもできる。滞在許可も、大学生に準じたものになるが、労働許可は大学生に比べてかなり制限が多い。
ただ、大学によっては、大学で設けていないレベルのコースは外部語学学校に委託している場合があり、その場合は授業料がかかる。
語学コース全部を外部に委託している大学もあったりするので、語学コースの授業料の有無は各大学(語学コース)毎に調べる必要がある。