ドイツ語との出会い

Fluss_Rhein

ライン川から見たお城

 それから2ヶ月がたちました。友達とヨーロッパを旅行する計画はいつの間にか立ち消えになっていました。それでも私は、いつかドイツとオーストリアに行ってみよう、と思っていました。

 これから書くことは、私が今の主人に出会ったきっかけですが、それによってドイツ語を本当に学び始めることになりました。

 4月のある日、会社でシティリビングを読んでいました。その週は合コン特集でした。8人の男性が合コンについて語っていて、それらの人が代表の各グループと合コンができるという記事でした。私は面白そうだな、と思い、その日は友達(会社の子ではなく、飲み友達)と飲みに行くことになっていたので、その新聞を持って行きました。案の定、その子はこの話にのってくれました。4人一組で4人のプロフィールに写真を添えてシティリビングの編集部へ応募すると、OKの場合に限り本人から連絡がくる、とのことでした。私達は4つのグループに応募することにしました。

 その後、私の解雇騒動があって、すっかり合コンに応募したことは忘れていました。解雇された理由は会社の勝手な言い分によるものでした。前の年の始めに私がスノーボードで腕を骨折した時にリハビリなど病院に通う関係で、9ヶ月(とても厄介な場所を骨折したので、いまだに私の腕はまっすぐ伸びません)に渡って会社を週2回1時間半遅刻していたことを当時は容認していたのに、経営不振に陥った1年後になって持ち出されての解雇でした。自己退職にしてくれと言われましたが、事実は解雇なので解雇にしてもらいました。

 会社をやめさせられ、アルバイトを探していた時に友達から電話がきました。「合コン、OKだって!」4つ応募したうちの一つから返事がきたようでした。結局その一組からしか返事はきませんでした・・・。そこのグループの代表が今の主人です。きっと、この企画で結婚まで至ったのは私達だけでしょう。

 主人(きよちゃん)は出会った当時、その年の年末に会社(某有名カメラメーカー)を辞めてドイツへ語学留学することが決まっていました。私はその話を聞く前にきよちゃんに、「私、ドイツへ行きたいんだ。」と言ったことが付き合い始めるきっかけでした。それからは、「どうせならゆみちゃんもドイツ語勉強して、一緒にドイツへ行こうや。」という話が出てきたのは当然の成り行きでした。

 最初は主人が私にドイツ語を教えてくれました。ABC....をアー・ベー・ツェーと発音するところから始まりました。こうしてまずはアルファベットの発音を覚えて、次は数の数え方です。アインス、ツヴァイ、ドライ・・・、ツェーン、ツヴァンツィヒ、ドライスィヒ・・・、フンデルト!6月中旬から覚え始め、7月中旬には本屋でドイツ語の基礎のワークブックを買いました。1ヶ月弱ほどは気が向いた時にワークブックを1項目ずつやって、3分の1ちょっと終えました。

 驚いたことは、名詞に性があることです。男性名詞、女性名詞、中性名詞、それらに冠詞があって、それらがまた違った変化をするというのにはびっくりしました。動詞の格変化にも驚きました。不定詞のkommenが、Ich komme...., Du kommst...., Er kommt...., Wir kommen...., Ihr kommt...., Sie kommen.... 、と変化する・・・なんでこんなに変化をするんだろう?率直にそう思いました。

 単語は英語に似た単語もたまにありますが、単語を覚えるのが一番の難関です。それは今に至っても同じく、やはり25才という年で新しい語学を始めるのはかなりの努力が必要のようです。20代というのは手遅れではないようですが、やはり12〜3才あたりから21〜2才までが語学習得に一番適しているそうです。でもドイツ語を始めたら、私にはドイツ語の方が英語よりしっくりくるような感じがしています。まだ「初歩の初歩」のドイツ語しかやっていませんが、なんとなくそう感じるのです。