ドイツの語学学校へ

Lessing - Kolleg(ヘッセン州立の語学学校)
寮についてひと休みして、共同キッチン(下の写真。3階の共同キッチン)。でくつろいでいました。少しすると、1階に住んでいるまゆみさんが上がってきました。まゆみさんは、Lessing-kolleg ではなく、SPEAK という、マールブルクにもう一つある語学学校に通っていましたが、喫茶店できよちゃんや千穂ちゃん(3月からLessing-kolleg に通っているJ大学の女の子)と仲良くなって、寮に遊びにくるうちに是非この寮に移りたいと望んだそうです。そこで、きよちゃんや千穂ちゃんが学校に話して、部屋が空いているのでOKということになり、この寮に2週間前に引っ越してきたそうです。まゆみさんは私より1歳下でした。やはり、会社をやめて語学留学してきたそうです。まゆみさんは北欧に行きたいんだそうです。
少しすると、やはり1階からイエリとピン(ピョンモ)姉弟が上がってきました。イエリは17歳、ピンは14歳でとても仲のいい韓国から来た姉弟です。彼らのお父さんがフランクフルトに転勤になり、数年ドイツに住まなければならないので、学校の新学期が始まる前にドイツの語学学校に通ってドイツ語を勉強しようと、お母さんを韓国に残しお父さんと先にドイツに来たそうです。とても素直でかわいらしい姉弟です。
みんなでワイワイしていると、ソロとムサがそこに加わりました。ソロとムサがご飯を作り始めたので、上に上がってきていた3人もご飯を作るので下に戻っていきました。ソロとムサはお米とトマトソースと鳥肉でリゾットのような物を作りました。そして、スプーンを私に手渡し、「食べてみて。」と言いました。食べてみると、結構おいしいものでした。きよちゃんが言うには、「2人はいつもこれを食べている。」とのことです。その脇できよちゃんがご飯を炊いていました。買ってあったハンバーグとソーセージを焼いて出来上がりです。私たちもご飯を食べました。
次の日は月曜日でした。その日はコースの区切りのテストの日でした。私もみんなに付いて、朝7時半に寮を出て、バスに乗って学校まで行きました。私はどうするのかと思っていたら、ピンのいる一番下のクラス(本来のコースでは下から2番目のクラス)で一緒にテストを受けなさい、と言われました。なぜ、私がコース終了のテストをーーー???と嘆きながら、ピンについて教室へ行きました。先生はマリアネッラという、チリ人の先生でした。もちろん、ずっとドイツに住んでいるのでドイツ語は完璧です。「あなたは?」と聞かれ困っていると、ピンが横から、「きよしのガールフレンドだよ。」と言ってくれました。すると、「あー、あなたがゆみこね。」と納得した様子です。このクラスは3人しかいませんでしたが、一人欠席していて、ピンと日本人男性(28歳・えいいち)の2人でした。
テスト用紙を配り始めました。問題も何もかも全部ドイツ語です。ここはドイツなので当たり前ですが・・・。先生が各設問について説明します。それも全てドイツ語です。もう、私はその時点でお手上げでした。先生が私に説明してることは理解できてるか聞いていたようですが、それさえももう頭の中が真っ白で理解できません。すると、えいいちに「日本語で説明してあげて。」と先生が言います。日本語で一通り説明してもらい、3番目の設問の「昨日は何をしましたか?」という設問は昨日でなくてもかまわないって、と言われました。
テストが始まります。途中途中、ピンもえいいちも、何か先生に聞いています。どうやら単語について聞いているようでした。えー、そんなことまでOKなのー?!とびっくりしました。答えには影響のない単語の意味や性を聞いていたようです。私はというと、最初の方は、独作文のような問題はなかったので、ある程度はできました。が、さっきの「昨日のことについて5つ書きなさい」という設問からつまづきました。私は過去形(過去分詞を使う過去形)について、全く勉強していなかったのです。一つだけ知っていたので、一つだけ書きました。次の問題もその次の問題も、訳がわからず、知っている単語と問題の絵だけを頼りに適当に答えました。
休み時間になり、ピンが、持ってきていたクッキーを出してえいいちや私に分けてくれました。休み時間が終わってもクッキーを出したままで、マリアネッラが入ってくると、マリアネッラにも分けてあげていました。次は聞き取りのテストでした。最初の問題は手書きの街の地図(道路の名前や建物の名前が書いてある程度)を見ながらある場所をを出発点にした女の子が通った道のりを言っていくから、最終的にどこの通りへ行ったか答えるという問題でした。それは、なんとかできました。と言うか、角を右に曲がるとかまっすぐ行くとかそういうことは全く分かりませんでしたが、道路の名前だけでたどっていったらできました。あとは数字の聞き取りなど、私には手も足も出ない問題でした。