学校行事のこと

哲学者の道から見るハイデルベルクの街

 学校では、午後や夜に色々な行事を組んでいます。強制ではなく、参加したい人だけが参加する形ですが、遠足やクナイペ(居酒屋)へ行く時などは、ほとんどの人が参加します。他にも、野外シアターを見に行こう、とか、コンサートへ行こうとか、色々な行事があります。

 コースが始まって4週目の午後、ラウイシュホルツハウゼン城へのピクニックがありました。バスに乗って1時間ほどでつきました。お城を見学するわけでもなく、ただ野原で、遊ぶのです。先生が大道芸の遊び道具をたくさん持ってきていて、みんなそれで遊びました。きよちゃんのクラスのアンナ(ベルギー人で、顔とスタイルがすごくよくて、モデルみたい!)が、紐の上で中国ゴマをまわすやつにハマってしまい、やっているうちに一人で遠くまで行ってしまうほどでした。でも、帰る頃にはすっかりうまくなっていました。私達もその中国ゴマや皿回しなど、色々なことをして遊びました。コースが始まってもうこのコース最後の週なので、みんな仲良くなっていました。私のクラスにいたマイク(まだ14歳のイタリア語圏のスイス人)は、気の合う友達がいなかったのですが、この遠足で、きよちゃんのクラスにいた男の子(16歳くらいのおとなしそうなフランス人)と仲良くなったようでした。

 コースが終わる前日はテストです。そのテストの日には、夜、みんなでクナイペに集まって飲んで騒ごう、という行事がありました。集合は、そのクナイペに8時です。まみちゃんの20歳の誕生日がこの日の次の日だったので、クラスのみんなでプレゼントを贈ろうと、まみちゃんのいないところで話し合って決めていました。学校の帰りに、シェリーやエスティバリスはプレゼントを買いに行くために「用があるから、夜にクナイペで!」と言って、まみちゃんを置いて行こうとするところを、私がまみちゃんを誘って一緒に帰りました。

 集合の8時まで、まだまだ時間があります。とりあえず、今日はカフェにでも行こう、と言って、きよちゃんおすすめのカフェへ3人で行きました。私は、ドイツに来て、初めてカフェでドイツのケーキを食べることになりました。私は、あまり甘いものが好きではないので、好んでカフェへ行ってケーキを食べることがなかったからです。とてもいい天気で、中庭のテラスでケーキとお茶をいただきました。やはり、ドイツのケーキはとても甘く、食べきれなかったので、きよちゃんにあげました。

 8時前にクナイペへ行くと、まだ、ほとんど来ていませんでした。15分くらいでぞくぞくと集まり、この日は先生も参加していました。みんなで、好きなものをそれぞれ注文して、わいわい騒いでいました。その時に、エスティバリスとシェリーが買ってきたプレゼントとカードをまみちゃんに渡しました。みんなでハッピーバースデーの歌を歌って、まみちゃんの誕生日を祝いました。2時間くらいでお開きになり、半分以上の人が次のクナイペへ行きました。もちろん、私も行きました。そこでもみんなで飲みまくりました。1時間くらい(11時頃)で、同じ寮に住む私と同じクラスのネスリハン(トルコからきた14歳の女の子)とそのお姉さんが、もう眠いから帰ると言って帰りました。私ときよちゃんも11時半くらいで帰りました。次の日聞いたら、みんなその後1時頃まで飲んでいたそうです。

 次の日は、コースの最終日で、テストを返すだけの日でした。テストを返し終わって、私達のクラスは一番下のクラスなので、テストも少ないし、答えあわせもすぐ終わってしまったので、時間があまってしまい、すごろくみたいなゲームをしました。1時間くらいでそのゲームを終えて、11時頃から、1階(学校では地下と言ってる)のテラスのある部屋で、小さなお別れパーティーがありました。ちょっとしたお菓子と、パンが置いてあって、フラウ・ヴェバーがテラスでソーセージを焼いています。みんな、パンを持って行って、パンにソーセージをはさんでもらいます。

 このコースで国に帰ってしまう人が4分の3くらいました。まみちゃんも、本当はこのコースを終えたら、ライプツィヒ大学のサマーコースへ行く予定でいましたが、私達が1週間くらい前に引き留めて、もう1カ月、Lessing-Kollegに残ることになりました。引き留めたかわりに、きよちゃんがライプツィヒ大学に電話して、コースに参加しない旨を伝えると、あっけなく了解されました。この、コースの終わりの日は、その日中に帰る人も多く、みんなお別れのキスをして、お別れパーティーも早々と切り上げていきました。