ハイデルベルク

お城から見たハイデルベルクの街並み

 結婚式を終え、次の日の金曜日は普通に授業を受けました。授業では、私達が載った新聞のコピーが配られ、それを読んだりしました。

 土曜日に、ハイデルベルクへ行きました。一応、新婚旅行、という名目で。残金が少なかったので、ホテルは"Perkeo"という、ハウプトシュトラーセにあるきれいなホテルに決め、一週間前くらいに電話で予約しておきました。トイレとシャワーは部屋の外にある(でも、その部屋専用)、という部屋が少し安かったので、その部屋にしました。

 ハイデルベルクまでは約2時間です。お昼過ぎには着くように、と、10時頃の電車で行くことにしました。Wochenendekarte(ボッヘンエンデカルテ)という、週末だけ使える、25マルクで5人までそれ一枚で何回でも乗れる切符を購入しておいたので、それで行くことにしましたが、この切符は急行電車には乗っては行けないので、それより遅い電車を使います。マールブルクからフランクフルトまでは、急行でもそうじゃなくても1時間なので、別に問題はなかったのですが、このWochenendekarteを使った旅行者がたくさん乗っている電車に乗らなければならず、この電車がまたとても遅れていました。電車が到着し、乗り込んだものの、すごい混みようで、東京の朝のラッシュアワーを思わせるほどの混雑ぶりです。中には入れず、デッキで押しつ押されつ1時間たえました。

 フランクフルトでハイデルベルク方面への電車に乗り換え、ハイデルベルクに到着しました。ホテルに行き、まだ早いけどチェックインはOKということでチェックインして、電車で疲れたので部屋でちょっと休み、出かけました。

 土曜日なので、お店はもうどこも閉まっています。この日はとても天気が良く、お城へは次の日に行くことにして、古い橋を渡って、”哲学者の道”を歩くことにしました。古い橋側から行くと、とても険しい坂と階段をくねくね登っていくことになります。もう疲れた、と思った頃、ようやく哲学者の道に着き、あとは哲学者の道はゆるい下り坂なので、それを歩いていきますが、ここから見る眺めがとてもきれいなのです。哲学者の道の脇には花が咲き乱れ、その眼下にネッカー川、その向こうに広がる旧市街の街並みを眺めることができます。

ハイデルベルクのマクドナルド旧市街地にはマクドナルドがありますが、そのマクドナルドが、左の写真です。ぱっと見たら、マクドナルドとは気付かないような建物に「M」の黄色いマークがついているのです。もちろん、中は普通のマクドナルドです。街の景観を損ねないように、ということから、こういう建物にしているそうです。

 次の日の朝食は、一階のカフェで取るようになっていました。パン、バターにジャムにハチミツにチーズ、ジュース、コーヒーか紅茶、という感じです。ミュンヘンもそうでしたが、ホテルのランクに関わらず、ドイツの朝食はなかなかいけます。

 朝食を取ってから、雨上がりで天気はあまりよくなかったのですが、お城へ行くことにしました。お城へはケーブルカーも出ていますが、みんな歩いて登っていきます。私達も歩いて登ることにしました。歩いて登る道も、遠回りだけど階段になってる道と、近道だけど山道を上がっていく道に分かれています。私は靴がサンダルだったので、階段の道を行くことにしました。15分か20分くらいかけて登っていき、やっとお城に着きました。中に入り、見学しました。大きなワイン樽(寝かせてる状態で、高さが4メートルくらいある)があり、そのワイン樽を置いてある部屋はカフェ(と言うより、ビヤホールのような感じの長椅子とテーブルたくさんが並んでいる)のようになっていて、ワインの試飲ができます。100mlの小さなグラスに入れてくれるのですが、そのグラスは持ち帰ることができます。

 外に出て、バルコニー(庭?!)へ行きました。ここからはハイデルベルクの街を見おろすことができて、この眺めもとてもきれいです。

ネッカー川の白鳥 ホテルへ戻り、預かってもらっていた荷物を受け取り、ネッカー川の川岸へ行きました。白鳥がいるので、ここで朝残しておいたパンを白鳥にあげよう、と決めていたのです。朝の天気とはうってかわって、とてもいい天気になりました。最初のうちは、川に投げて白鳥が食べるのを見ていました。が、だんだん白鳥が岸に近づいてきて、私達を恐れる様子がありません。手にパンを乗せて差し出すと、手から直接パンを食べました。うまくパンを食べてくれるといいのですが、時々、手ごとパクッとやられます。たいして痛くはないのですが、びっくりして「痛い」と思わず言ってしまいました。

 パンを全部あげ終わってしまい、白鳥を眺めていると、雲行きがあやしくなってきました。どこからともなく白鳥の子供達が親の元に集まってきて、ガチョウもアヒルもみんな固まっています。すると、大雨が降ってきました。河原では、たくさんのカップルや親子連れがひなたぼっこをしていたのですが、みんな一斉に、散らばり、家路へ急いだり、橋の下に避難するために走ります。私達も橋の下へ走り込みました。数十分で雨は小降りになり、ハウプトシュトラーセに戻って、アイスカフェ(アイス屋さん)に入りました。

 それから駅へ向かい、マールブルクへ帰ることにしました。帰りの電車は行きとは違い、ちょっと遠回りしてフランクフルトに向かう電車でした。とてもすいていて、風景はのどかで、とてもきれいな眺めです。半分を過ぎた頃からまた大雨が降ってきて、雷まで鳴っています。突然どしゃぶりが降ってきたので、あちこちで開いていた窓から雨が吹き込んできます。その車両に乗っていた数人で、その車両の開いている窓を閉めて回りました。