ヴェローナへ

アレーナ

アレーナ
(円形劇場:1世紀に建築され、現在も使われている)

ヴェローナの市街地図を見る(179kb)

街の写真(インフォメーションでもらったガイドブックより)を見る
  

Dienstag , 13.Juni . 1995

 今日はヴェローナへ向かうために、朝ミラノ中央駅へ向かいました。駅はもう目の前という歩道に、俗に言う「ジプシー」が大人と子供合わせて10人ほどたむろしていて、こちらを見ています。きよちゃんが「やばいでぇ・・・。」と、言うか言わないかのうちに、「ええか、こっから一気に走るで。止まったらあかんで。」と言って走り出すので、私も一気に走り出しました。すると、そのジプシー達も走って追いかけてきます。私の方にはなぜかほとんど来ませんでした。きよちゃんも、どうにかジプシーを振り払い、駅にたどりつきました。幸い、何も取られず駅にたどりつきましたが、きよちゃんはとても怖かったようでした。私は「これが噂のジプシーかぁ。」と、妙な感心をしていました。私の場合、幸か不幸か財布をすでに盗まれて持っていなかったから、気が楽だったのかもしれません。

 イタリア国内の移動は、国鉄でもとても運賃が安いので、ユーレイルパスは使わずに切符を買うことにしました。ミラノからヴェローナまで(130km位)の運賃は、特急料金込みで、片道大人一人2等車で18,900リラ(1000円位)です。

 ヴェローナへ到着すると、雨が落ちてきました。駅からはそれほど遠くはありませんが(1.5km位)、バスに乗り街の中心へ向かいます。インフォメーションへ行き、ホテルを探してもらいます。きよちゃんのお尻痛のことがあるので、今回はシャワー付きの部屋を探してもらうことにしました。シャワー付きで、朝食込みで、あまり遠くなくて、安いところという条件で探してもらいます。85,000リラでシャワー付き、朝食込みの一つ星ホテルがあるというので、そこを紹介してもらいました。

 そのホテルは、インフォメーションから徒歩5分くらいの所にありますが、メインの通りとは離れている所でした。でも、アレーナにも近く、静かな場所にあります。部屋へ案内してもらうと、ツインの部屋でエキストラベットまでありました。シャワールームもとてもきれいで、一つ星とは思えないほどで、文句はまったくありませんでした。

 きよちゃんのお尻は全くよくならず、かえってひどくなっているようでした。痛そうなので、ちょっと部屋で休むことにして休んでいると、部屋の鍵を開ける音がします(鍵は3回まわすようになっていた)。なんだ、なんだ?!と思っていると、さっき部屋へ案内してくれたフロントのおじさんが扉を開けて、私達がいるのを見ると「あ、失礼!」と言って、あわてて鍵を締めて行ってしまいました。「なんだったんだろう?」と心配になってしまいました。少しして、きよちゃんが、「ジョバンナに電話してくる。」と言って、フロントへ行きました。ジョバンナは、4月にドイツにきていて、きよちゃんと仲がよかったイタリア人の女の子で、フェラーラに住んでいます。きよちゃんが戻ってきて、「この部屋に俺達を案内したのをすっかり忘れてて、違う客に部屋を見せようと思って鍵を開けたら俺達がいたんやて。フロントの人が、ごめん、ごめん、って謝っとったで。」と説明してくれました。

 少し休んだので、お尻の調子もよくなったらしく、ちょっと街の様子を見に行くことにしました。フロントで、「この辺にスーパーある?」と聞いたら、メモ帳に簡単な地図を書いてスーパーの場所を教えてくれました。「でも、まだ昼休みだと思うよ。」とつけ加えられました。「散歩して、時間を見計らって行って来るから大丈夫だよ。」と答え、出ました。

 アレーナの前は、広場になっていて、広場に面してカフェやレストランがあります。その一つに入り(?)、屋外席に座って、お腹が空いていたのでパスタを食べました。とりあえずそこでゆっくりして、スーパーに行きました。お菓子や水を買おうと思っていたのですが、始めて入ったイタリアのスーパーに感動してしまい、全部の棚を見てまわりました。さすがイタリア、ある列の棚、1列全部がパスタの棚です。こんなにパスタの種類があるものなのか、と感動しました。さて、水を買わなきゃ、と水を探します。水も、ドイツほどではありませんが、ほとんどが炭酸入りです。エヴィアンやヴォルヴィックを買えば問題ありませんが、高いのでイタリアメーカーを探します。ありました、炭酸なしの水が!しかも2リットルでも1000リラを切る値段です。日本円にすると50円!50円で2リットルの水が買えてしまうのです。お菓子は日本のようにスナック類の種類がほとんどなく、棚の片隅の方にひっそりと置いてありました。それとは逆に、チョコレート菓子の多さにびっくりしました。

 お尻が痛いと言うので、またホテルに戻り、今後の計画を練ることにしました。夜は、ホテルのすぐ近くにあった中華料理屋で取ることにしました。中華料理屋は、どこの街に行ってもあるので、とても重宝します。しかも、とても安く日本の味に近いものが食べられるのです。