ジョバンナ家できよちゃんの痔が治る

ゲストルームのバスルーム
Sonntag-Montag , 18-19.Juni . 1995
朝10時頃起きて、ダイニングルームへ行くと、ジョバンナが本を読みながら私達を待っていてくれました。私はコーヒーが駄目なので、紅茶を入れてもらい、ラスクのような、でも甘くない小さい食パンのカリカリしているやつと、パンを用意してくれました。私は、このラスクのようなのが、ミラノで食べて以来気に入っていて、一人で半分くらい食べてしまいました。ジョバンナの家族は、日曜日なので、教会へ行ったそうです。私達のせいで行かなかったのかと聞くと、「私は、教会とか興味ないから、いつも行かないの。」と言っていました。
午後は、庭や、「コの字」になっているジョバンナの家の建物の、使っていない一辺の部分を案内してくれました。庭の隅っこに行って、ジョバンナは、「あら?この辺にいるはずなのに。」と言って、何かを探しています。すると、その近くにカメがいました。「このカメはね、ずっとここにいるのよ。」と言っていました。それから使っていない建物の部分を案内してくれます。まだ中は工事中で、「ここは、人に貸そうと思って工事してるんだけど、なかなか終わらないの。工事が終わったらね、家具も揃えるのよ。」と言います。ヨーロッパ、特にイタリアは、結構、家具付きの賃貸住宅が多いようです。
それから、ジョバンナが気に入ってるというビデオを見ました。とてものどかな戦争のビデオで、題名は忘れてしまいましたが、イタリア軍が遭難して、あるのどかな島にたどりつき、軍に戻ろうか、それともこのままこののどかな島で暮らそうか、と悩んでいるのですが、そのうちに島での暮らしに慣れてしまった頃に、軍から助けがくるけど、数人がその島に住み着いてしまった、という話でした。イタリア語の映画ですが、なんとなく、分かってしまうのが不思議でした。
夜、ご飯を食べた後に、デザートでプチケーキが出ました。私が一つだけ取ると、お母さんが、「イチゴが好きなんでしょ?だから、イチゴのケーキも買ってきたのよ。取らないなら、私が食べちゃうわよ。」とせかします。だから、イチゴのプチケーキも食べました。
明け方、何かごそごそ物音がするので、目が覚めました。様子をうかがってみると、きよちゃんが何やらバスルームとベッドを行き来しています。薄い掛布団やシーツやベッドパッドをはがしてバスルームに持って行っています。まさか、おねしょ・・・?!と、とっさに思いました。おそるおそる「どうしたの?」と聞くと、「膿みが出た!」と言います。きよちゃんは、尿管に結石を持っているので、おねしょして膿みが出た???と、発想がおねしょから離れませんでした。「なんかな、べとべとして気持ち悪いと思って目が覚めたらな、痔が切れて膿みが全部出とった。」と言うのです。あ、痔かぁ、と安心しました。「膿みが出たから、全然痛くないんやけど、シーツとか、血と膿みで真っ赤や・・・。」と言うので、バスルームに行くと、シーツなどが、バスタブにつけてありました。
もう一眠りして、朝、ダイニングへ行くと、昨日と同じように、ジョバンナが本を読みながら私達を待っていてくれました。ジョバンナに、痔が切れて治ったことシーツなどを汚してしまったことを告げると、「おめでとう!よかったわね!」と喜んでくれました。「シーツなどは、気にしなくていいよ。」と言ってくれました。すると、ジョバンナは、「これ、女の子が使うものなんだけど、使って。」と、ナプキンをいくつか持ってきて言いました。その時、家の中は、メイドのような人たちが、掃除や片づけをしていました。家の中の写真を撮ってもいいかと聞くと、「もちろん、いいわよ。」と言って、お父さんとお母さんの寝室の奥にある、小さな教会も見せてくれました。ピアノのあるリビング(左の写真)で、ジョバンナ(右)と、ジュリア(左)と一緒に、写真を撮りました。
「今日、これからどこへ行くの?」と聞かれたので、「海に行こうと思って。ラヴェンナなら、海に近いよね。」と言うと、「海なら、リミニがいいわよ。」と言います。お母さんも、今朝の新聞を持ってきて、「ほら、リミニは、昨日すごい人手だったって書いてあるわよ。」と見せてくれます。「海に行くなら、リミニがいいわよ。ここからも近いし。」とすすめてくれて、雑誌を持ってきてリミニのホテルも調べてくれます。が、高いホテルしか載ってないので、やはり着いてからインフォメーションで調べることにしました。
ジョバンナも、今日は大学に戻るために、フォルリの町へ向かうので、そのついでに駅まで送ってくれることになりました。お昼頃、お父さんとお母さんとジュリアに挨拶して、ジョバンナの家を出て、駅に向かいました。駅で、ジョバンナと別れて、私達はリミニへ向かいました。