フィレンツェで買い物

道ばたに出ている市(これは鞄屋)と売り子のお兄さん
フィレンツェの地図(155kb)
Montag , 26.Juni. 1995
旅行に出て間もなく1カ月。パリ、ミラノと日本人がブランドものの紙袋をたくさん下げて歩いている買い物のメッカの街にも滞在したにも関わらず、私は何も買い物をしていませんでした。買ったものと言えば、パリ・ミラノ以外の街の絵はがきを数枚ずつと、リミニでバスタオルとビーチサンダルだけ。あっ!忘れてはいけない、昨日買った結婚指輪。それだけでした。
今私達が泊まっている、Hotel LORENAの真ん前にあるメディチ家礼拝堂の並びの道にはたくさんの市がたっています。フィレンツェは革製品が有名で、市も、鞄や皮のコート、皮ジャンなど、革製品が多いのです。そろそろ何か買い物をしよう、と思い、コペンハーゲンからの列車では財布を盗まれ、イタリアの電車でも狙われた私のリュックを買い換えることにしました。もちろん、ブランド品には興味はなかったので、市で鞄を探します。日本でだったら軽く1万円はするようなものが数千円から売っています。これを買わない手はありません。悩んだ挙げ句、きよちゃんのすすめで一つのリュックに決め、それを20,000リラ値切って110,000リラ(=5,700円くらい)で買いました。となると、今まで使っていたリュックが邪魔です。それは日本で買った皮のリュックでまだ新しいものでした。なんと、きよちゃんがそれを売り子のお兄さん(上の写真)に、売ろうがどうしようが勝手にしていい、と無理矢理おしつけてしまいました。
他のおみやげ(レターセットやペンなど)を、やはり市で値切って買います。はじめは売り子の人たちは日本人(アジア人)とみると、ビジネスライクに英語で話しかけてきます。でも、きよちゃんがイタリア語で返すと、「おぉー。イタリア語がしゃべれるの? どこで勉強したの?」と、ころっと親しげな態度に変わるのです。そうすると簡単に値切れるのです。やはり現地語をしゃべれるとすばらしい!と思いました。
ホテルに帰る途中、さっきの鞄屋の前を通ると、さっきお兄さんにおしつけた私のリュックが、他のフィレンツェの鞄と一緒に飾られていました。きよちゃんが話しかけると、「売ることにしたよ。売れたら山分けしよう!」と言って、値札に値段を書け、と言うのです。きよちゃんが値札に「L 120,000(=6,300円くらい)」と書くと、お兄さんはそれをリュックにつけてまた元の位置に飾りました。上の写真のお兄さんの指の先に金具が光ってるのが私のリュックです。これをフィレンツェのものだと信じて日本人が買ってしまったらごめんなさい・・・。
どうやら今はセールの時期のようで、いたるお店でセールをしています。そういえば、一つだけブランドものを買いました。とは言え、フェラガモとかグッチとかそういうものではありません。ステファネルというカジュアル系のブランドで、ショーウインドウに飾ってあった服がかわいかったので、それが気に入って、その店に入り試着してみることにしました。お店の人に聞くと、「飾ってあるやつが最後で、これは一番小さいサイズなのよ。」とのことでした。「でも、あなたなら入るかもしれないから、着てみて。」と言われ着てみると、ぴったりでした。145,000リラ(=7,500円くらい)だったのですが、きよちゃんがまた値切り始めました。「ショーウインドーに飾ってあったんだから、安くしてよ。」と言うと、あっさり「もうそれで最後だし、サイズもサイズだからいいわよ。」と120,000リラ(=6,300円くらい)にしてくれました。
ホテルに帰る途中の店(普通のお店)でも、セール中に加えて更にタイムサービス中だったので、そこに入ってみました。どれも安く、たくさん買いたかったのですが、お金もそんなに余裕がなかったので、25,000リラ(=1,300円くらい)のスカートと、20,000リラ(=1,000円くらい)のシャツを1枚ずつ買いました。