ヴェルサイユ宮殿全体図

ヴェルサイユ宮殿の歴史

世界的な文化遺産の中でも指折りの、また17世紀フランス芸術の最も美しい集大成でもあるヴェルサイユ宮殿と大庭園。当初ルイ13世の狩猟のための小さな城館であったものが、その嫡子ルイ14世により改築され、拡張されてのち宮廷とフランスの国政がここに据えられました。宮殿は、ルイ15世・ルイ16世の治世下に18世紀の装飾を施された新しい居室が加えられて華麗に変貌しています。王政は1789年10月6日、フランス革命の第一日目にヴェルサイユを離れ、1837年、宮殿内にはルイ・フィリップ王によりあらゆるフランスの栄光に捧げられた美術館が設置されました。

庭園

1661年から1700年にかけ、造園家ル・ノートルによって排水路、パースペクティブ、木立、運河、花壇等が整備され、ヴェルサイユは整然とした典型的フランス庭園となりました。庭園は大理石、プロンズ、鉛の彫像等で飾られ、泉には噴水が変化を与えています。太陽神アポロンの古代神話がここに顕在しています。小庭園(94ヘクタール)内に配置された庭からは大庭園が広がっており散策が楽しめます。
この貴重な遺産を保護するため、見学の際は壷、彫像、得に泉水のある花壇のブロンズ像には手を触れないように、また芝生の上を歩いたり、庭園内でのピクニック等はご遠慮ください。また、ごみは指定のごみ箱にお捨てください。

CHATEAU DE VERSAILLES 見学のための手引き(日本語版)」より